こんにちは、スピリチュアルライフコーチ吉田です。
あるクライアントのAさんのお話です。
その方のお悩みの一つに、他人にばかり意識が行ってしまうということがありました。
- お隣のおばさんは、いつも悪口を言っている
- 職場の○○さんは自分に自信がない
- 上司はいつもイライラして怒っている
- 夫はすぐ私のせいにする
こんなことを常日頃感じて生活していました。
Aさんのお話を聞き続けていて、ふと感じたことがあったので、こんな話をしてみました。
吉田からの質問
自分の周りにいる人は、時として自分の鏡であることがあります。
それは、宇宙の法則で考えてみても、同じエネルギーは引き寄せ合いますから、合点のいく話です。
常にAさんの周りにそうした方たちがいるということを考えると、Aさんにもその方たちと似た性質がある可能性があるのですが、どう思われますか?
Aさんは、ポカンとした表情で、私の放った言葉を理解できなかったようです。
あの人たちと自分が似ている??
私の鏡??
Aさんはしばらく考えて、ハッとしたように話し始めました。
「そう言われれば、私も同じことしているかもしれません・・・」
Aさんが振り返って気が付いたのは
- お隣のおばさんは、いつも悪口を言っている → 私も陰でおばさんの悪口を言ってる
- 職場の○○さんは自分に自信がない → 私も自分に自信がない
- 上司はいつもイライラして怒っている → 私も家でいつもイライラして怒ってる
- 夫はすぐ私のせいにする → 私も夫のせいにしている
Aさんは初めて、自分も同じことを誰かにしているということに気が付きました。
Aさんはご自身を内観するのが苦手な方です。
その原因としてはご両親との関係があったのですが、長年の習慣から、他人にばかり意識が行ってしまうのです。
そして他人の行動に不快感を感じていたのですが、それは隠したい自分自身の共通点を見ていたから、不快感を感じていたのです。
もし、いつも周りにいる人や、常に現れる似たタイプの人がいるのであれば、それは自分に似ているからかもしれません。
そんな視点で考えてみると、相手への不満よりも、自分の成長のために出来事を見ることが出来ますね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました^^