こんにちは!吉田純子です。
自分以外の人のことで悩んでいる人
結構多いものです。
子供の進路のこと
夫の職場での人間関係
親の病気
大切な人の悩みや問題ほど
まるで自分の悩みのように
一生懸命悩んでしまうようです。
そしてなんとかその問題や悩みを
解決せねばと思うわけです。
そして本当は大きな誤解なのですが
他人の問題が自分の幸せにも大きな影響を
与えていると思い込んでいます。
私も夫の件で
ずーっとそう思っていました(汗)
本当は全く関係ないのですね、
自分の幸せは自分がどう在るかだけ
なのですから。
だから本当は
相手のためのようで実際は自分のために
相手の問題を解決したいのです。
そもそも、実のところ当事者自身は
そんなに問題だと思っていないのに
自分がそれを問題だとしていることも
多々あるものです。
だから自分の幸せのために
相手をコントロールしようとします。
ほとんどの場合、そんなことには
気がつけていないと思うのですね。
例えば、子供が自分で選んだ進路が
親の自分にとっては良い選択だと思えない。
「あの子の人生経験じゃ
○○を選んだ方が良いって気がつけない、
だから私が正しい道を教えなきゃ」
そんな発想なので
まず自分が正しいと疑いませんし
理由も正当化出来ちゃいます。
そうしてこうした方が良い、
こうすべきだよって意見を言う。
自分が信じるレールに乗れるように
相手をコントロールしようとします。
コントロールという言葉を聞くと
違う!って拒否したくなると思いますが
実際はコントロールしたいんだって
まず認めないと始まりません。
それは良くも悪くもなく
あなた自身がそうすることが幸せになると
信じているからですよね。
でも人生において最も大切なことは
幸せになるという結果なのではなくて
そこに向かう過程の経験なのです。
私たちはそうした経験をしたくて
この世界にやってきたのですから。
もし相手の選択が結果的に
後で本人が後悔する選択だったとしても
それは相手に必要な学びだったということを
私たちは理解しなければなりません。
どんなに子供が可愛くても
どんなに親が心配でも
どんなに伴侶に幸せになってほしくても
私たちがとるべき行動は
【相手を信頼する】ことなのです。
相手の未来を信頼する
相手の選択を信頼する
相手の幸せを信頼する
相手の生きる力を信頼する
どんなに手を出したくても
相手の人生を奪ってはならない。
愛があればこそですよね。
私自身は長年夫をコントロールしようと
していたことに気がつき
少しずつそれを手放していきました。
こうした方がいい
もっとこうすれば良い結果になると
言いたい気持ちをグッと我慢して
今はどんな結果であっても
それでいいんだ
彼なら大丈夫、絶対幸せになる
そう信じて自分のエゴと格闘しました。
そしてふと先日
彼が大きく成長しているのを実感しました。
それを肌身で感じられた時
やっぱり私が口を挟む必要なんて
なかったんだと確信しました。
もちろん彼自身モヤモヤする時間も
長かったでしょうし(今もでしょうが)
見ているこっちも決して
良い気分ばかりではなかったのですが
でもやはり相手を信頼することは
愛することと同じくらい大事だと
感じました。
人はその過程を体験することでしか
身をもって学ぶことは出来ないのです。
長い時間が必要な場合も多いですが
信じて見守る
必要な時にだけサポートする
それが自分の役目だと
愛があるからこそだと
自分自身も信頼してくださいね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。