こんにちは!吉田純子です。
人類の永遠のテーマとも言える
他人と比べる行為。
頭では良くないと思っていても
気が付けばいつも誰かと自分を比べている。
そして知らず知らずのうちに
自己肯定感がどんどん下がる
魔のスパイラルです。
だから自分と他人を比べることについて
今日はお伝えしたいと思います。
先日私のビジネスの師匠が
こんな話をしていました。
その方は他人と自分を比べることが
如何にバカらしいことかを
若い頃に実体験で学んだことで
他人と比べることを全くしないで
いられる人間に成長し、
ビジネスも大変成功されています。
その実体験の話の核となるのが
【居る環境で自分の優劣は決まる】
ということ。
これはどういうことかと言うと
例えば今自分がいる中学校で
自分の成績が学年一番だったとします。
周りには頭いいね!と尊敬されて
みんなが一目置く存在です。
ある日親の都合で別の中学校に
転校することになりました。
そこは進学校として有名な学校で
頭の良い子供のために
親がわざわざ見つけれくれました。
その学校に入ったらどうなったでしょう。
今までの学校では学年一番だったのに、
新しい学校では一番下になってしまいました。
これは例え話なので極端ですが、
何が言いたいかはお分かりですよね^^
つまり、自分が居る環境によって
自分の優劣や評価は変わるということ。
平均的な学力の集団では
一番頭が良いポジションでも、
学力が高い集団の中では
一番学力が低いポジションになる。
置かれている状況や環境が違えば
自分の優劣や評価など
一瞬でひっくり返るということですね。
まさに、井の中の蛙・・・
大海を知らない、みたいな。
こう考えると
誰かと自分を比べることって
良くも悪くも無意味なんだと
感じませんか?
そして私たちは
自分の持っているものよりも、
持っていないものばかりに
意識が囚われがちです。
あの人はもっているのに
あの人はこうなのに・・・
なんで自分はこうなんだろう
なんて自分はダメなんだ・・・
他人と比べて自分を卑下し、
自己価値観はどんどん低下します。
自分が誰かに嫉妬している時というのは
本当はそれを自分も欲しいと思っている、
そして本当は持っているものです。
意味伝わるでしょうか?
誰かを内心羨ましいと思う時、
同時にその人に嫉妬します。
でも表面的に出てくる感情は
モヤモヤした、なんだか嫌な感覚です。
だから理屈を作って
その人や行為を嫌いってしちゃいます。
そしてその人を悪く言ってみたり、
その人自身や行為を避難したりします。
でも気がつかないといけないのは
本音は羨ましいと思っている自分、
自分もそうなりたいと思っていることです。
本当は自分も手にすることが
出来ることなのに、
【思考】で出来ないと
思ってしまっているから
モヤモヤが出ています。
モヤモヤは魂が望む方向に
逆らっている時に感じるのでしたよね。
魂は「私にも出来るよ」
「手に入れられるよ」と言いたいのに
自分の思考が
「私には無理だ」としてしまうため
魂の声と一致しないのでモヤモヤします。
だからどうしてモヤモヤするのか
魂の声だと知らないままだと
思考でそのモヤモヤの理由を
上手に作り出してしまいます。
本当は綺麗な彼女が羨ましいのに
「なんか無駄に女子力高くてあの人嫌い」
みたいな(笑)
コレ、私自身のあるあるです。
今もたまに顔を出す吉田のエゴです(笑)
逆のパターンもあるのですね。
私は美容の仕事をしているのは
少しでも綺麗でいたいという気持ちが
あるからですが、
以前そんな私の行動をみて
美容関係の仕事じゃない人から
「そんなに良く見せたいのかしらね」
と小声で聞こえたことがありました。
でもこれってね、本当はその人も
綺麗に見られたいって深い部分では
思っているから出てくるんだと
私は感じましたよ。
だって少なからずその人は小綺麗に
服装や装飾品を身に纏っていましたから
そんなの一切興味ない人なら
もっとダサい服装でいいんですから(笑)
少し年配の人だったので
自分より若い人にちょっと嫉妬したのかな
と思います。
エステのお客様と話していても
中にはそうした発言をする方いるんです。
「私はいいのよ、もう年だし」とか
「無理するのもなんかカッコ悪いでしょ」
なんて言うわけです。
でも本音は「もっと綺麗になりたい」
なんですけどね。
エステに来てるわけですし^^
つまり多くの人が
自分の本音に蓋をしたまま
本当は他人と比べて
自分を卑下したり
相手を羨ましいと思っているのに
その自分の気持ちにすら
気が付けていないのですね。
本当は自分もそんな風になりたいと、
自分もそれを手に入れたいと
思っているんだから
素直に認めてしまえば楽になるのです。
あ、もう一個面白い経験談を
思い出したのですが、
長くなるのでそれは次回のブログで
書きたいと思います。
なので後編へ続きます☆
最後までお読みいただき
ありがとうございました^^